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プラチナ(白金)の用途

科学的に安定した性質を持つ金属といえます。酸化しにくいこと、融点が1,769 °C(理化学辞典)であることなど、こういった理由から宝飾品として使われるだけではなく、電極、るつぼ、白金耳、度量衡原器(キログラム原器、メートル原器)などでも使われる場合があります。
触媒として高い活性を持ち、自動車の部品の中では排気ガスの浄化のために使われることもあります。

耐久性が高いことから、自動車の点火プラグとして活用される場合もあります。排気センサーとして、過酷な環境においての部品でも使われるものです。
化学工業の中でも用いられるものです。水素化反応の触媒としても需要がありますし、燃料電池としての利用もされますし、ハクキンカイロの発熱装置としても使われます。このように、使われる需要の幅はとても広くなっています。
白金の電気抵抗と温度の関係を用いることで、白金抵抗温度計に使われる場合もあります。3.81 – 1234.93 Kまでの範囲で、標準温度計として使用をすることができるのです。
または、白金磁石にすることもできます。これは磁性体の材料となっているということです。マンガンとの合金にすれば、GMR、つまり巨大磁気抵抗効果が磁気の記録ヘッドとしての用途を持つようになります。また、他にも鉄やコバルトなどとの合金にした場合には、L10規則相において強い結晶磁気異方性を示します。
これだけに留まらず、医療の分野においても使われることが増えています。シスプラチンという名前で、抗がん剤として使われるものは、塩化物イオンとの化合物であるcis-ジクロロジアンミン白金 (cis-[Pt(NH3)2Cl2])になります。